効率は悪じゃない

「効率」に対して、否定的な見方をする人がいます。

「本当に大事なのは効率じゃない」などと言います。


たぶん頭のなかに「効率=非人間的で冷たい」みたいな図式があるのです。

 

 

 

しかし、頭ごなしに「効率重視なんてつまらない」と効率を否定すると、つまらないことに必要以上の時間をとられることにもなります。

その結果、自分にとって有意義なことに使える時間が少なくなる。

 

時間に追われて心の余裕がなくなり、不満が多くなったりもする。


だから「効率なんて…」という人に限って、自分のストレス解消のために相手を選んで冷たい言動をすることもあります。

 

 

 

要するに、効率と心の豊かさや余裕、優しさは必ずしも矛盾しないのです。

効率的に時間を使って余裕ができれば、他人を助けられる可能性だって高くなります。

効率はあくまで手段ということさえ心得ていれば、それを追求して悪いことなどありません。