外国人教師がダメな3つの理由

英語の勉強において、やけに外国人をありがたがる風潮があります。

 

しかし、外人から英語を学ぶのは、実はあまり効率がよくない場合が大半です。

 

 

理由1.断片的に教える

 

外国人の教師で、生徒の目標に合わせて、それなりに体系立てた教え方をしてくれる人はほとんどいません。

 

表面的な間違いを指摘しながら「XXは英語では○○というんだよ」みたいな話ばかりする教師が大半です。

 

英語は底なし沼なので、断片的な話にはキリがありません。ですので、金と時間がある限り、終わりのない果てしないレッスンが続きます。

 

 

理由2.きちんと説明しない

 

大半の外国人教師は、「この場合は、こういう言い方をする」というだけで「なぜそうなるか」という説明をしません。

 

ですので、教わる側は、ただ小出しにされた断片的な知識を暗記するだけになります。そして、何の理由付けもなく与えられた知識は、だいたいすぐに忘れます。

 

 

理由3.日本人の立場に立てない

 

英語圏出身の外国人が、普通に英語が話せるのは当たり前のことです。

 

日本人にとって何が難しいのか。どこを勘違いしやすいのか。日本語との大きな違いは何なのか。どういうことを知っていれば便利なのか。

 

彼らには、そういうことを踏まえた教え方ができません。

 

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ネイティブの外国人は、英会話の場数を踏むためには必要です。しかし、ある程度のレベルに到達するまでは必要ありません。

 

そもそも、頭の中に語彙や英文の蓄積がほとんどない状態で外人と話そうとしても、ロクに話せるはずがないのです。

 

ですので、ほとんどの場合、外国人に適当に相手されるだけで終わるのが関の山です。